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長友佑都選手他、特別連載とスポーツの記事をご紹介します!

【特別連載】長友佑都のミラノの休日<最終回>

【長友選手よりご挨拶】 皆さん、こんにちは。 青々とした芝生、咲き乱れる花々、日本でもそうだと思いますが、 ここイタリアも春になって、日中は半袖で過ごすことができる日もありますね。 さて突然のお知らせですが、「長友佑都のミラノの休日」は今回をもちまして終了することになりました。 1年間ご愛読いただき、本当にありがとうございました。 JESSiCAさんとご縁をいただき、こうして皆さんにミラノの日常をお伝えすることで、伝えることの楽しさや、時には難しさも感じたりしながら、自分の考えをまとめるきっかけにもなりましたし、とても勉強になりました。 連載は終了となりますが、これからもSNSでいろいろな日常をのんびりお伝えしていきたいと思いますので、そ ちらも引き続きよろしくお願いします。 さて、連載の中では好きなことを中心に色々とお伝えしてきたつもりでしたが、 まだまだ紹介しきれていないミラノやイタリアがたくさんあるなと、これまでの原稿を読み返して思いました。 最後は、僕の周りにいるイタリア人の男友達、つまりチームメイトやインテルのクラブの仲間ですが、 彼らが大切にしているものを、僕の独断と偏見でお伝えしたいと思います。 【イタリア人が大切にしているものとは】 僕のまわりにいるイタリア人の男たちが大切にしているものは、 まずはマンマ、お母さんですね。もちろん家族も含めてですが、その中でも特にマンマが大切。 僕自身、イタリアに住むようになってからは、家族との向き合い方も変わりましたし、母親に対しての気持ちも随分と変わった気がします。 結婚してからは家族の存在を今まで以上に強く感じるようになりました。 次にイタリア人の男たちが大事にしているもの、それはカルチョです。 カルチョとは、サッカーのことです。 自転車のロードレースなんかも人気ですが、毎年、カルチョのシーズンの終盤に1ケ月間ぐらいかけてイタリア国内を周る 「ジーロ・ディターリア」があってちゅうもくもされるけど、やっぱり一番はカルチョ。 ちなみにそのジーロ・ディターリア、今年は100回記念大会のようで、僕がこれまで住んでた中で一番盛り上がっています。 その2つに続くものとしては、カッフェと、あとはパスタの湯で加減かなと思います。 あくまで僕の個人的な意見ですけど。。。 【一番大切なのは「口に出す」こと】 でも、何よりも大切にしていることは、ポジティブなことを口に出して伝えることだと思います。 分かりやすく言うと、「褒める」ことです。 世界中どこに行っても、褒められて不快な感情を抱く人はいないと思います。 街を歩いていると通りすがりの見知らぬ人が、「ヒュ~」と口笛交じりに 「Complimenti!(コンプリメンティ!)」って相手に聞こえるぐらいの声の絶妙な大きさで言ったりします。 「Complimenti!」はイタリア語の褒め言葉の代表句みたいなもんで、 日本語に訳すと「お見事!」みたいなイメージの言葉です。 イタリア人の男ってモテ男みたいに見られて何だか羨ましいなって最初の頃は思ってましたが、 本当に上手に褒めてくれるので、感心しちゃいます。 彼らが褒めるのは、何も女性に対してだけではないんです。 【イタリア男の優しさは世界一!】 いいものや美しいものを見たら口に出して賞賛することは素晴らしい習慣だなって思いますし、 まあこの部分は僕も少なからず影響されているって思いますね。笑 もちろん、女性に対する優しさは本当に世界一だと思います。 僕の所属するサッカーリーグ「セリエA」も、サッカーの本場のヨーロッパの強豪国の一つと言われていますが、 イタリア男の女性に対する優しさは、まさに世界最高レベル。 どこか必ずいいところを見つけて褒める、その観察力には何年住んでも歯が立ちませんし、 さらりと褒めるところにはイタリア男の美学を感じます。 何年住んでも、そうゆう褒め方するんだ!!って今でも感心させられます。 でもサッカーでは、勝った時はサポーターから賞賛の声をかけてもらえますが、負けが続いたり、 ちょっとでも気持ちの入ってないプレーだと思われたら、容赦なくお叱りの言葉が浴びせられます。 勝って嬉しい気持ちを来場されたお客さんと共有することが僕ら選手にできることなので、 そういった厳しい言葉を受けた時はその悔しさをバネにして、次に向けて取り組みます。 プロ選手としてやっている以上、試合で結果を出すのが仕事なので、お客さんの反応はとっても大事です。 だからこそ、いつも支えてくれているサポーターが喜んでいる姿を見ることが嬉しいですし、 スタジアムでお客さんに褒められることが嬉しいですね。 褒めるシーンとしては、例えばレストランで美味しい料理を食べた時や、 コンサートで素晴らしい音楽を聞かせてくれた時です。 「Sei bravo! Complimenti!」って言ってみてください、きっと喜んでもらえると思います。 「セイ・ブラーヴォ!コンプリメンティ!」は、「すごいね!お見事!」という意味で、 素敵なことをした人に対して褒める時とかに使います。 【イタリアの「カッフェ・エスプレッソ」】 褒めることともう一つ、最終回に僕が書きたいことは「カッフェ」についてです。 皆さんもご存知と思いますが、イタリアはカッフェ・エスプレッソの国。 カップに少しだけしか入っていないイタリアのコーヒーは、日本ではエスプレッソと呼ばれてますよね、 ここでは、「カッフェ」と言います。 日本で言ういわゆる普通のコーヒーは、「カッフェ・アメリカーノ」と言うそうですが、 バールやレストランで注文している人は見たことがないですね。 濃くて苦いカッフェに、溶けないくらいたっぷりとお砂糖を入れて、クイッとバールで立ち飲み。 朝、目を覚ますために、食後に消化を助けるため、仕事中に気分転換するために、 色々と理由をつけては1日に何杯も飲むものらしいです。 【イタリアのカッフェは場所によって違う!】 長靴の形をしたイタリアでは場所によって料理も言葉も結構独特なところがあって、そこは縦に長い日本も同じですよね。 僕はそこがこの国の面白さのひとつだと思ってるんですが、 場所によってカッフェもけっこう違うんですよ。 日本だとコーヒーにお砂糖を入れないで飲むブラック派の方も多いと思います。 そういう友達がイタリアに来て、エスプレッソをそのまま飲んじゃったりするんですが、 必ず言うのは「苦い!」。 そりゃそうですよね、エスプレッソの正しい飲み方はたっぷりお砂糖を入れて甘苦感を楽しむもの。 一度でも飲んだことのある人なら、その苦さに驚いた思い出があると思いますが、 イタリア人だってあの苦さに耐えられる人はいないと思いますよ。 カッフェはお砂糖を入れて飲むものだって僕もはじめのうちは知らなくて、 「砂糖を入れると苦さがなくなるよ」ってチームメイトに教えてもらって、 初めて甘苦さを感じる飲み物なんだと知りました。 郷に入りては郷に従えって諺にもあるように、 僕もそれ以来、香ばしくて甘くてちょっと苦いイタリアのカッフェを飲んでます。 【カッフェの本当の醍醐味とは」】 カッフェの醍醐味は、その官能的な甘苦さにあって、 カッフェの本場ナポリの老舗バールにはよく溶けるように開発された 特注のお砂糖を用意しているところもあるそうです。 これはバールで飲むとわかるんですが、ミラノから南に行くにしたがって一杯あたりのカッフェの量が少なくなっていきます。 これはケチってるんではなく、南に行くにしたがって濃くなってるとイタリア人から教わりました。 反対に、お砂糖の量は南に行くにしたがって増えるとか。

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【特別連載】長友佑都のミラノの休日<6>ー「Buon Anno!」

【Buon Anno!】 2017年を迎え、今年もインテルでプレーをさせて頂いてます。 チームでも古株になりましたし、インテルのクラブ全体を見渡しても、けっこう前からいる方なので、もう家族みたいな感じですね。 Jリーグでプレーしてた頃は年末年始は実家に帰って、年始は地元である愛媛県西条にある、 僕がサッカーを始めたクラブの初蹴りに参加したりしてましたが、イタリアはシーズン中なんですよ。 JESSiCA の読者の皆さんは女性の方が多いと聞いているので、 日本のJリーグとイタリアをはじめとするヨーロッパのリーグのシーズンの違いを簡単に説明しますね。 【日本とヨーロッパのサッカーリーグの違いとは?】 KAZUさんはご存知ですか? 今年50歳になるのに現役選手として活躍中の三浦知良選手です。まさに超人ですね。 そんなKAZUさんは僕が今いるイタリアでも活躍されていたこともありますし、今は日本に戻られて、日本のJリーグでプレーされています。 そのJリーグは、2月の最終週に開幕し、11下旬~12月上旬にシーズンが終了するんですが、 ヨーロッパのリーグはJリーグとはシーズンが違って、8月に開幕し、5~6月にシーズンが終了します。 イタリアみたいにクリスマス休暇があるリーグもあれば、年末年始に試合があるリーグもあります。 例えば、イングランドのプレミアリーグで活躍中の岡ちゃん(岡崎選手/レスター・シティ)や、 麻也(吉田選手/サウサンプトン)は、年末も年始も試合していました。高校選手権並みのスケジュールですよね。 前回も書きましたが、そういったところにも、イタリアでは年末年始よりもクリスマスの方が重要度が高いってことが表れていますよね。

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【特別連載】長友佑都のミラノの休日<8>

前回に続いて、今回は「長友選手オススメ」のイタリア観光都市をご紹介します! <①:ローマー永遠の都> イタリア人は言います。「ローマ抜きにイタリアは語れない」と。古い街並みは、ローマ帝国時代からのものだそうです。 歴史がそのまま残っているので、タイムスリップした感じだという人もいますが、そこまではいかないかな。 でも、この街は散策するだけでも十分楽しめます。 誰が名付けたのかは知りませんが、「永遠の都」と言われるだけあって、古代ローマ帝国を象徴する建造物の「コロッセオ」や、 2000年前の建築物がほぼ完全な形で残っている「パンテオン宮殿」は一見の価値があります。 バチカン美術館は1日あっても周りきれない広さですし、当日券とか買おうと思ったらとにかく何時間も待つはめになるので、 事前にネット予約をすることをおすすめします。 <②:ベネチアー水の都> ご存知の通り、水に囲まれた街「水の都」です。公共交通機関がゴンドラ&フェリーだけ。 何百年前から時が止まったままのような美しい街並みを見ない手はありません。 僕も何度かプライベートで足を運んでいますが、ゴンドラに乗って散策するだけで優雅な気分に浸れます。 友人同士も楽しいですが、僕個人的には恋人同士で行くとより楽しめる街だと思います。僕もそうでしたから。(笑 <③:ミラノーファッションの中心地> 多くのブランドを輩出するミラノは、世界のファッションの中心地。 高級ブティックが立ち並ぶ洗練された雰囲気は、他のイタリアの都市ともまた違う印象を感じると思います。 ミラノで最も有名な観光地といえば、ミラノ大聖堂がある「ドゥオモ」です。 ドゥオモ広場から北に進むとミラノスカラ広場(スカラ座)があります。 有名な観光地もいいですが、個人的にはミラノの街並みの散歩をおすすめしたいです。ウィンドーショッピングだけでも楽しめますし、 その合間にカフェをするのもいいです。 あとはアペリティーボといって、18時頃からお酒1杯の料金でおつまみを出してくれるお店がミラノにはたくさんあります。 そこで一杯乾杯してからレストランに向かうのがミラネーゼ流です。人気店は店外まで人で溢れていますよ! 本当は他にもいっぱいあります。ワインが好きな方なら、それこそもっと細かい地域の情報が必要でしょうし、 でもJESSiCAは色々な方が読まれてると思いますので、 万人受けする街だけをピックアップして紹介しました。イタリアに来る際の参考になれば嬉しいです。

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【特別連載】長友佑都のミラノの休日<2>

<前回より引き続き、長友佑都選手の特別連載です。今回は、長友選手が過ごしたイタリアでの6年間に迫ります!> -ありがとうございます。では、まず最初に話されていたコーヒーですが、どうされてるんですか?自宅で淹れるんですか?それとも、イタリアらしくカフェに行ってエスプレッソ飲んだりされるのですか? 「基本的には自宅ですね。本当は、カフェでエスプレッソっていうのもしたいんですけど、、、なかなか難しいですね。サッカー談議で盛り上がっちゃうんで(笑) くつろぐってことは、極力サッカーとは縁のないことをすることなのかもしれないですね」 -確かにそうですね、長友さんがカフェにいたら、イタリア人は離してくれなくなってしまいますよね? 「まぁカルチョの国ですからね。みんな熱いのでね。以前こんなことがありました。 試合で負けた翌日にカフェをしていたら、インテルサポーターの80代ぐらいの年配の女性に30分以上お説教されたことがあります。 彼女は、『カフェしてる場合じゃないでしょ、練習に行きなさい!』ってものすごい勢いでしたよ」 -そんなことがあったんですね。それは大変でしたね。でもそれも、長友さんがイタリア語を話せることだったり、世界最高峰のリーグの一つであるイタリアのリーグで7年目のシーズンを戦っていることをイタリアのみんなに知られているからですよね? 「たしかにそれはあると思います。考えてみたら、FC東京からチェゼーナに移籍してイタリアでのプレーを始め、 インテルに移籍してから5年半になります。プロとしてのキャリアはイタリアの方が長くなりましたしね」

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【特別連載】長友佑都のミラノの休日<5>-「Buon Natale!(ブォン ナターレ!)」-

【Buon Natale!(ブォン ナターレ!)】 みなさん、Buon Natale! Natale(ナターレ)はイタリア語でクリスマスを意味しているので、イタリア語で「メリークリスマス!」です。 12月になると日本でもクリスマスムードが高まってきて、各地でイルミネーションやイベントがあると思います。 日本のクリスマスに慣れ親んだ皆さんにとって、海外ってどんな過ごし方するんだろう?って気になりますよね。 今回は僕の住むミラノのクリスマスについてお伝えしたいと思います。 ミラノの街の中のおすすめポイントやクリスマスの時の食べ物など、いわゆる地元の情報を知ってもらうことで、 イタリアへの興味が湧くとか、行ってみたいと思ってもらえたら嬉しいですね。それでは、僕の大好きな街・ミラノのクリスマスをご紹介します。 【ミラノのクリスマスとは?】 12月に入ったとたん、ミラノはクリスマスムードに突入します。 ミラノのクリスマスと言ったら、やっぱりミラノの街の中心、ドゥオモ広場のクリスマスツリーが象徴ですね。 それと、街の中心部の通りや運河はきらめくイルミネーションで飾られますし、 市内各所で「メルカート・ディ・ナターレ」(イタリア語で「クリスマス・マーケット」のこと)がオープンします。 ドゥオモ広場のマーケットはいつも大人気です。 特にスカラ座のオペラシーズンが開幕する12月7日の「サンタンブロージョの日」は、 みんなにクリスマスプレゼントを買わなくちゃ!って ミラノの人達がいっせいにプレゼントを買い始めたりする頃で、 僕の記憶が正しければ、そのサンタンブロージョの前夜にドゥオモ広場のクリスマスツリーが点灯されてたはずです。 12月上旬から年明けの1月上旬まで開かれているメルカート・ディ・ナターレは、市内はもちろんのこと、 郊外からもたくさんの人が来て大賑わいです。

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