【特別連載】長友佑都のミラノの休日<3>

【特別連載】長友佑都のミラノの休日<3>

Posted at 2016.10.08 Page View 773 Author JESSICA-OFFICIAL

-イタリアでの生活面の話を聞かせてください。

「あー、すみません。サッカーじゃない部分ですね。ピッチの中も大事ですけど、ピッチの外も同じぐらい重要だと僕は思っています。誘いがあったら断らない、そのぐらいの付き合いが本当に大事です。今でもよく覚えていて時々思い出しますが、僕をいろいろ誘い出してくれたのがアントニオ・カッサーノで、とにかく彼に色々とイタリア流の生き方を叩き込まれましたね。おかげで今日もこうやってインテルでプレーできていますし、なによりも僕をイタリア大好きにさせてくれました。もちろん彼だけじゃないですけど、まずはカッサーノですね。

(▲写真:アントニオ・カッサーノ)

それから、ウェズレイ・スナイデル。彼はイタリア人ではなくオランダ人で、とにかく彼は人が集まる場所に僕を連れまわしてくれました。『次の日曜日にうちのファミリーのパーティーがあるから』って言って当日の朝いきなり迎えに来たり。もう、えーって感じですよ。まだ朝8時だけど、とか。もう驚きの連続でしたが、そのすべてが今につながっていて、ようやく自分のリズムができるようになってきたのがここ1~2年です」

-ご自身のリズム、素敵ですね。くつろぐことが休日のテーマだとおっしゃってたので、そのあたりをもう少し読者にお伝えしたいと思います。

「そうですね。最初にもおこたえしたと思いますが、まず体を休ませること。そして同じように、頭と心も休ませる。家や友達の家で人目をはばからずに過ごすこともいいんですけど、外に出ると新しい発見があったりするので、ショッピングしたりドライブしたりする日もあります。例えば、ドライブしたら、ミラノの街にある偶然を発見できたりして面白いです。

お気に入りのレストランリストランテにご飯を食べに行って、仲の良い店員さんと会話したり、厨房の声に耳を傾けてみたり、カップルや家族の幸せそうな雰囲気を感じてみたり、そんなことも含めて、自分の心が望むことを形にすることが、くつろぐことにつながるような気がして、僕にとっての休日とはスイッチを入れない一日なのかもしれません。

休日の曜日は世間一般的でないかもしれませんが、皆さんの休日と同じで、のんびり起きて今日は何しよっかなーとか、明日は休みだから今晩はちょっと夜更かしして本を読めるな、とかそんな感じですよ」

チームメイトとの休日

(▲写真:ウェズレイ・スナイデル)

-どんなレストランにいかれるんですか?
「僕は今ミラノに住んでいるので、やっぱりイタリア料理です。家の近くにも美味しいリストランテがあって、そこは気に入ってますね」

-お休みの日にチームメイトとご飯に行くようなことはないのでしょうか?
「時々ありますよ。以前は、特に仲の良かったウェズレイ・スナイデルの家で一緒にサッカー見たりっていうのもありましたし。彼は他の国のリーグに移籍しましたけど、今でも時々連絡取りあっています」

「お互いの近況報告とか、かなぁ。最近どうしてる?とか、あとは、例えば彼が知っている選手がインテルに移籍してきてたらその選手の話とかもしたりしますね」

-チームが変わっても続くのって、一般の社会とあまり変わらないんですね。
「そうだと思いますよ。例えば、OLさんでも転職されたら前の会社の人との関係は残っていたりするじゃないですか。仲良くすることはできても、いろいろ相談し合ったり、頼りにしたり、家に行ったり、旅行に行ったりなんて、誰でもできるわけじゃないですよね。もちろん、その時その時の仕事仲間とは、僕の場合はチームメイトですけど、いい関係を築いて、いいチームワークで仕事をする。

【長友佑都選手のインタビュー:第4回はこちらから】