【特別連載】長友佑都のミラノの休日<8>

【特別連載】長友佑都のミラノの休日<8>

Posted at 2017.02.23 Page View 196 Author JESSICA-OFFICIAL

前回に続いて、今回は「長友選手オススメ」のイタリア観光都市をご紹介します!

<①:ローマー永遠の都>
イタリア人は言います。「ローマ抜きにイタリアは語れない」と。古い街並みは、ローマ帝国時代からのものだそうです。
歴史がそのまま残っているので、タイムスリップした感じだという人もいますが、そこまではいかないかな。
でも、この街は散策するだけでも十分楽しめます。
誰が名付けたのかは知りませんが、「永遠の都」と言われるだけあって、古代ローマ帝国を象徴する建造物の「コロッセオ」や、
2000年前の建築物がほぼ完全な形で残っている「パンテオン宮殿」は一見の価値があります。
バチカン美術館は1日あっても周りきれない広さですし、当日券とか買おうと思ったらとにかく何時間も待つはめになるので、
事前にネット予約をすることをおすすめします。

<②:ベネチアー水の都>
ご存知の通り、水に囲まれた街「水の都」です。公共交通機関がゴンドラ&フェリーだけ。
何百年前から時が止まったままのような美しい街並みを見ない手はありません。

僕も何度かプライベートで足を運んでいますが、ゴンドラに乗って散策するだけで優雅な気分に浸れます。
友人同士も楽しいですが、僕個人的には恋人同士で行くとより楽しめる街だと思います。僕もそうでしたから。(笑

<③:ミラノーファッションの中心地>
多くのブランドを輩出するミラノは、世界のファッションの中心地。
高級ブティックが立ち並ぶ洗練された雰囲気は、他のイタリアの都市ともまた違う印象を感じると思います。

ミラノで最も有名な観光地といえば、ミラノ大聖堂がある「ドゥオモ」です。
ドゥオモ広場から北に進むとミラノスカラ広場(スカラ座)があります。
有名な観光地もいいですが、個人的にはミラノの街並みの散歩をおすすめしたいです。ウィンドーショッピングだけでも楽しめますし、
その合間にカフェをするのもいいです。

あとはアペリティーボといって、18時頃からお酒1杯の料金でおつまみを出してくれるお店がミラノにはたくさんあります。
そこで一杯乾杯してからレストランに向かうのがミラネーゼ流です。人気店は店外まで人で溢れていますよ!

本当は他にもいっぱいあります。ワインが好きな方なら、それこそもっと細かい地域の情報が必要でしょうし、
でもJESSiCAは色々な方が読まれてると思いますので、
万人受けする街だけをピックアップして紹介しました。イタリアに来る際の参考になれば嬉しいです。

【イタリア旅行の注意点!!】

でも皆さん、旅行をする上で気を付けなきゃいけないことがあります。
もし初めてイタリアに来られるのであれば、スリには絶対に注意してほしいです。
じゃないと、僕の第2の故郷であるイタリアを嫌いになっちゃうかもしれないので!

イタリアは世界でもトップクラスの観光地です。だからなのか、とにかくスリが多いです。
僕は、イタリアに遊びに来る人には必ずと言っていいほど言ってます、とにかくスリに注意して!と。

【イタリアのサッカースタイル:カテナチオ】

サッカーは攻める側と守る側に分けて説明されることが一般的ですが、僕は左サイドバックという守備のウェイトが多いポジションをすることが多いです。
イタリアのサッカーはイタリア語で「鍵」を意味する「カテナチオ」と言って、守備重視の戦術を採るお国柄。
一点取ってしっかり守り切る=ゴールに鍵をかける、そういった戦術が伝統的なサッカースタイルです。

もちろん、プロの世界では時代の流行もありますし、
外国人監督が新しい戦術や考え方を持ってくることもありますし、
それこそチームごとだったり、試合ごとだったり戦術は違いますが、
イタリアのこどもたちは、サッカーを始めてまずコーチにカテナチオを叩き込まれます。

そんな国だからか、僕たち守備側の選手は「背中にも目を持て」とかよく言われるんですけど、
「それ、物理的に無理でしょ!」っていっつも思います。
でも皆さんに今日お伝えしたいのは、「イタリアに旅行に来たら背中にも目を持ってください!」です。
ひどいですね、自分がコーチに言われてできないことを皆さんに求めるなんて。。。

【イタリアの旅行では"背中にも目を持って!"】

美術館など建物の内側にいる時もそうですし、屋外を巡る時は特にバッグやリュックは肌身離さず、
例えばリュックなら背中側じゃなくて胸側にするとか、細心の注意を払うことをおすすめします。

そういうことが、背中にも目を持つことなんだとコーチが教えてくれたことがあります。
屋外というのは、駅やバスのターミナル、広場や噴水、通り、カフェ、建物などほぼすべてです。

とにかく周りを見て瞬時に情報を集めろってことです。
サッカーではボールを見てなきゃダメですが、
ボールだけ見てるとボールウォッチャーになってしまって、攻めてくる選手の動きが見えない。

だから、常に首を振って、仲間とコミュニケーションしながら、みんなで守る。サッカーは、一人で守り切るのは難しいです。

街中も一緒です。一人で動く時は特に注意してくださいね。
旅行に行くと、どうしてもウキウキした気分になっちゃいますよね。
彼らのアンテナは素晴らしく感度がいいみたいで、そういった人を一目で見抜くようです。
そのことを頭に入れた上で、観光名所が多く、料理も美味しい魅力溢れるこの国を、人生で一度は訪れてみてほしいと思います。

<了>

【長友佑都選手のインタビュー:第9回はこちらから】