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銀蔵:JESSICA SHOPブログアカウントです。
こんにちわ 本日は、機械式時計の部品の、日本だけで通用する面白い呼び名がついている部品たちをご紹介します 機械式時計はご存知の通り、世界中にファンを持ち、スイスを中心として世界各国あらゆる都市で修理が行われています。 そして、その土地土地で使われる言語は違い、時計機械の部品も様々な名称が付けられています。 以前にご紹介した時計の技術解説書ではフランス語、ドイツ語、英語で部品の名称が掲載されています。 スイスや世界全体の時計産業から言えば、フランス語や英語が中心なのかもしれませんが、 我々日本の時計師は日常の仕事中の会話でフランス語や英語で部品を呼ぶことはそう多くはありません。 その理由の1つとして、我々には先達がつけた日本独自の美意識溢れる部品名が今も根強く存在しているからです。 中にはレバー、カム、ジャンパーなど、常用する英語も多く存在しますが、基礎的な三針時計の部品であれば、 ほぼ和名が存在するため、それで呼び合うことが多いのです。 まずはこの部品 これは英語ではSetting leverという、竜頭にねじ込まれている巻芯が抜けないように固定し、竜頭の引き出しに合わせてゼンマイの巻き上げと時刻合わせを切り替える役割を持った部品です。 この部品、日本の時計師たちは「オシドリ」と呼びます。 さて何故でしょう…
こんにちわ 日付が午前0時頃に一瞬で切り替わる 「デイトジャスト機構」ROLEX・DATEJUST(デイトジャスト)。 デイトジャストと聞くと一般に0時ちょうどに日付が変わると思っている方が意外と多いのです。私も修理をしていて、過去に何度かお客様に0時ちょうどに変わらないといった指摘がありました。しかし午前0時に切り替わるではなく、午前0時頃にが正しい表現なのです。ROLEXでは0時の前後5分ぐらいに変わるのは許容範囲とされているんですね。 そんな「デイトジャスト機構」を本日は、実際に分解して説明をしていきますね。 まず、文字盤をはずします。 中心より左上の辺りにカレンダー車と呼ばれるものがあります。 これがデイトジャスト機構の中枢部となっており、左隣に接しているカレンダーディスク(日付の板)を送る役割を果たしています。
こんにちは 工房内も日に日に慌ただしくなっておりますそんな中、最近よく目にする時計があります。 その時計はこれ シャネル プルミエール。 1987年に発表された、シャネルで初めての腕時計です。 側面を斜めにカッティングしたケースと、八角形のサファイヤガラス、 そしてブレスレットに編み込まれた革ベルトが特徴ですね。
こんにちは 毎年、冬が近づくと日本各地の湖や川にあらわれる鳥がいます。
こんにちは! 今日は時計の7大機構の1つ、ムーンフェイズについて…というよりむしろ、月の顔に注目していきたいと思います。 そもそもムーンフェイズとは (Moon=月) (Phase=相)「月の相」と書いて地球から見た月の形のことを言います。ムーンフェイズ機構が付いている時計の多くは、顔が描かれていないものの方が多いのですが、老舗の高級時計メーカーは顔が描かれているものも多くあります。 稀に描かれているものを見ると、その“月の顔”その表情が気になってしまいます。 では近年のモデルでいくつか紹介していきましょう。 BLANKPAIN(ブランパン) ヴィルレ コンプリートカレンダー ムーンフェイズ
みなさんこんにちわ。 腕時計にも防水機能がついたものがありますよね。 今回はそんな腕時計の防水機能についてお話したいと思います。 高級時計からリーズナブルな時計まで、すべての時計の防水性能は“パッキン”によって守られているんです。本日はそんな重要な役割を果たす存在の“パッキン”の役割や取り扱い方についてのお話をしていきますね!
こんにちわ 時計工房が大変忙しいため銀蔵広報宣伝からお送りいたします。 本日も、なんとなーく見ていただければと… それでは本題に 時計をつけていると…この様に黒くなったりしますよね
こんにちわ 本日も、時計工房が多忙の為、広報からお送りしま〜す。 早速ですが、今日の内容は…個人的にロレックス初心者の方におすすめしたい時計を3種類ご紹介させていただきますね 何故におすすめかというと、ロレックスと言えば“緑”なんです。 ロレックスのコーポレートカラーの緑が大きく使われていたり、小さく使われていたり…。 そんな緑が素敵に使用されている時計をおすすめします。 まず一つ目 【116400GVミルガウス】 「MILGAUSS」(=1000ガウス) 特徴はオレンジ色のイナズマ秒針と風防部分に薄い緑色のサファイアクリスタルを採用し通称「グリーンサファイア」と呼ばれているようです。耐磁性能がとっても優れいてる時計です。
こんにちわ 本日は、時計工房が大変忙しいため広報より【号外】をお届けします。 変化と言えば、時計も時代とともに変化していますね。本日は、私事ではございますが私のお気に入りの時計、 エクスプローラー㈵の変化と特徴についてお話させていただきます。 探検家用としてロレックスが開発したモデルなので、この時期、山々に紅葉狩りに行く方にもおすすめの時計ですね。
皆様、お変わりなくお過ごしでしょうか? お客様からお預かりする時計の数も増え、うれしい悲鳴を上げております。お客様のもとへ多くの商品をお届けするため、本日も工房9名フル稼働で頑張っております! ということで、本日の時計工房ブログは… 近日、店頭に並ぶ予定の時計達の一部を、ご紹介したいと思います!
時計のカタログなどで『振動数』という単語を目にしたことはありませんか? 機械式の時計をお持ちの方はご存じかもしれませんが、 機械式時計の中にはテンプという往復運動し時計の精度を決める重要なパーツがあります。 このテンプという部品が行ったり来たりする回数のことを『振動数』というのです。
皆様、こんにちわ 突然ですが、ここで時計の動力源の問題です Q) クォーツ時計の動力源は電池ですが、機械式時計は一体何が動力源となっているでしょうか?? 正解はこちら ゼンマイです! 上の写真は、ロレックスのメンズ代表モデル16233などのデイトジャストに使われている3135という機械のゼンマイです。
こんにちは。 お馴染の銀蔵時計工房ブログのお時間です。 今回は通称“2階建てクロノグラフ”と呼ばれているOMEGAスピードマスター3510.50を紹介します。
皆さん、こんにちは!研磨室のKです。 今回は普段あまり目にすることのない、『ホールマーク』と呼ばれる刻印について紹介したいと思います。 そもそもホールマークとは… 貴金属に入っている刻印の事をいいます。 貴金属製品の品位試験(分析を行い、製品に含まれる貴金属の純度の割合を調べること)を行い、この試験に合格したものには、証明記号を打刻してその品位を証明しています。 3〜5個のマークで構成されているのが一般的で、ホールマークを見ることでその製品がいつ頃、どこで作られ、どんな品質のものなのかが分かるようになっています。 仕上げをする上でとてもありがたい印なんですね♪ 無垢の時計(YGPGWG)またはプラチナにはほぼ刻印されているので、珍しいものではありません。 それでは、実物の写真をいくつか紹介していきます!
こんにちわ。 今日は、研磨室の内部を少しだけ公開しちゃいますね! (↓)研磨のメインの作業場です。 研磨とは、バフ粉と呼ばれる研磨剤を使って表面のキズをとっていく作業なんですが、顔まで黒い粉が付くくらい、とっても汚れてしまいます。そのため作業場もすぐに汚れてしまうので、マメに掃除をしなければなりません。
ブラモ!